福田諏訪神社の春の例大祭
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年6月2日更新
福島県重要無形民俗文化財、福田十二神楽を披露
5月3日、福田諏訪神社の春の例大祭で、福田十二神楽が福田小学校の5年生と4年生の9名により演じられました。
子どもたちが100名近い観客の前で「巫女の舞」「四方固め舞」「三本剣舞」など12種類あるうちの10種類を1時間以上にわたって演じ終えると、観客からの大きな拍手に包まれました。
福田十二神楽は神楽のなかでも珍しい法印系の神楽で、福島県重要無形民俗文化財に指定されています。7年を1代とし、未成人者により代々継承されてきましたが、昨今の継承者不足から、現在は22代で活動を停止しています。継承、担い手不足は新地町に限らず全国各地で問題となっており、地域の特有な文化を守り、伝えていくために文部科学省でも地域学習として習う事を奨励しており、福田小学校では4年生の地域学習の時間に、福田十二神楽を学んでいます。