東日本大震災から12年となる3月11日、町文化交流センターで町主催の東日本大震災新地町追悼式が行われました。
式は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため規模を縮小して開催し、遺族ら約80名が参列しました。
大堀町長が「災害の記憶、経験を風化させずに次世代に伝え、再び悲しみが起こることのないように命と暮らしを守るまちづくりをこれからも続けていく。」と式辞を述べました。
地震発生時の14時46分には、参列者全員で黙祷を捧げ、追悼供養碑に一人ひとり献花を行い、犠牲者の冥福を祈りました。
尚英中学校の第58回卒業証書授与式が3月13日に行われ、卒業生73名が夢と希望を胸に、それぞれの進路に向けて新たな一歩を踏み出しました。
卒業証書は、佐藤武校長から卒業生73名一人ひとりに手渡されました。さらに、佐々木孝司教育長より卒業記念品として多機能ペンが贈呈されました。
卒業生を代表して、大和田陽さんが「家族、諸先生方、友人に感謝し、学び舎での思い出を生きる力に変えて、それぞれの道を歩んでいく。」と答辞を述べました。
3月20日、第64回相馬地方植樹祭が龍昌寺で開かれました。
植樹祭では大堀町長、遠藤議長をはじめとする関係者らが出席し、アジサイの苗木を植樹し地域の緑化保全に向けて心を一つにしました。
大堀町長は「花をめで、山や緑を大事にしてほしい」と式辞を述べました。
町内3小学校の卒業式が3月23日、それぞれの小学校で行われました。福田小学校では13名、新地小学校では32名、駒ケ嶺小学校では32名が6年間を過ごした思い出の詰まった学び舎を旅立ちました。
新地小学校では、島和宏校長が「中学生になっても友を信じ、あいさつを続けてください。」と式辞を述べました。
画家の志賀一男さんから、3月23日、自身が制作した版画を寄贈いただきました。
志賀さんは、昭和10年福田地区に生まれ、小学4年生までを新地町で過ごしました。現在は、宮城県岩沼市の自宅で画家として活動しています。
寄贈していただいた作品は、版画「相馬野馬追」(100号)で、日展に入選した貴重な作品です。
今後は、現在整備を進めている芸術作品などの保管・展示施設で、本作品を町民のみなさんに公開する予定です。
前消防団長の角田正悦さんが3月24日に町役場を訪れ、大堀町長に消防庁長官表彰(功労章)の受章を報告しました。
昭和50年1月に新地町消防団に入団以来、約48年にわたり地域の消防・防災に精励され、長年にわたる献身的な活躍と功績が認められ、消防庁長官表彰(功労章)を受章されました。
このほど、スポーツ激励金交付式が行われ、大堀町長より、各種大会に出場する選手に激励金が交付されました。
・藤原丈選手
(キャロウェイゴルフプレゼンツ石川遼カップジュニアゴルフチャンピオンシップ決勝大会)
・目黒稟椛選手
(文部科学大臣旗 未来くん杯第17回全国中学生空手道選抜大会(1年生女子組手競技))
小・中学校の入学式が4月6日にそれぞれの学校で行われ、福田小学校8名、新地小学校31名、駒ケ嶺小学校23名、尚英中学校75名が新しい環境で、新たな仲間たちと学校生活をスタートさせました。
尚英中学校では、新1年生たちが少し大きいサイズの制服に身を包み、緊張と期待が入り混じった初々しい表情で式に臨みました。安良公広校長は「突然の環境の変化に不安を感じることも多少あるが、3年後の充実した未来に向けて互いを認め合い、自ら考え、どんなことにも挑戦する気持ちを持ってほしい。人が成長するために必要なことは、失敗を恐れず、挑戦することだ。」と式辞を述べ、新しい学校生活をスタートさせる子どもたちへエールを送りました。
新地町消防団春季検閲式が4月16日、新地小学校体育館で行われ、町消防団員、関係者らが参加しました。
消防団員は指揮者の指示のもと、分列行進や通常点検を行うなど安全確保に向け、士気と団結を強めました。
町消防団員は岡崎仁一団長以下265人体制で、日々訓練や点検を行い、災害に備えています