9月26日に町職員らの出迎えを受け、初登庁。その後の就任式で、訓示を行いました。「第6次新地町総合計画に掲げた施策を推進し、福島県沖地震災害からの早期復旧、新型コロナウイルス感染症対策をすすめ、町民の負託に応え、安心して暮らせる活力あるまちづくりに継続して取り組んでいく」と述べ、4年間の大堀町政をスタートさせました。
しんちの未来を共につくろう! 新地町長 大堀 武
このたび、多くの町民の皆さま、さらには各方面からの力強いご支援と温かいご厚情を賜りまして、引き続き2期目の町政の重責を担うことになりました。
今後も、町民の皆さまから寄せられましたご支援とご協力そして期待に応えるため、初心に立ち返り、新たな決意を持って、町政進展に全力を傾注してまいりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
私がこの4年間で町民の皆さまのご理解・ご協力をいただきながら「だれもが住んで良かったと思えるまちづくり」のために掲げた施策が、一定の評価をいただいたと重く受け止める一方、この4年間は豪雨による水害や二度の地震、新型コロナ禍に見舞われ、引き続き町民の安心・安全な暮らしを守る施策に一層力を注いでまいります。
町民の皆さまが将来に夢や希望を持てるよう、未来につなげる持続可能なまちづくりとして、第6次新地町総合計画で示されている諸施策・事業と調整を図りながら、「小さくても光り輝き 魅力あるまちづくり」を進め、引き続き、「みんなの声を大切に」して「地域の安心・安全を守り」ながら「これからの世代のためのまちづくり」と「活力ある、元気なまちづくり」を進め「暮らしている人にも訪れる人にも、魅力あるまちづくり」の5つの施策の実現に努力してまいります。
これらの施策を進めるにあたりましては、町民の皆さまのご理解とご協力なくしては、達成は難しいものと認識しておりますので、各地区・団体の意見をお伺いしたり、高齢者、子ども、障がい者などの視点にたち、若者や女性など幅広い年代の声を取り入れ、しんちの未来を共につくるため、全力で取り組んでまいります。
今後とも皆さま方のご支援、ご協力を心からお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします。
9月9日に町役場へ秋葉賢也復興大臣と竹谷とし子復興副大臣が来庁しました。
東日本大震災に伴う町沿岸部の防災集団移転元地の事業用地整備に関する支援継続、原発事故で避難指示が出るなどした12市町村と同様の支援策を町も含めることなどについて要望しました。
秋葉復興大臣は「福島の復興なくして日本の再生なしとの思いを強くしている。浜通りの住民に寄り添い、要望を前進させていけるように努めたい」と述べました。
大堀町長は「震災に加えて近年は水害や二度の地震が続き、町民は心が折れかかりながらも必死に暮らしている。国の十分な支援を差し伸べてほしい。」と要望しました。
8月29日、あぶくま信用金庫の太田福裕理事長、武田淳一常勤理事が町役場を訪れ、企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)を活用した寄附をいただきました。
いただいた寄附金は、産業振興や安定した雇用をつくる事業に活用させていただきます。
8月30日にスポーツ激励金交付式が行われ、各選手・団体に激励金が交付されました。
・志賀琉斗選手(駒ケ嶺バッファローズ) 写真:前列左
(第20回東北学童軟式野球新人大会福島県大会)
・尚英ガッツJVC 写真:前列左から2・3・4番目
八巻晃道選手 宮本大夢選手 猪狩和眞選手
(第75回福島県総合体育大会スポーツ少年団体育大会)
・市町村野球新地町チーム
チーム代表 前田雅貴選手 写真:後列左
(第16回市町村対抗福島県軟式野球大会)
・市町村ソフトボール新地町チーム
チーム代表 寺島一宏選手 写真:後列左から2番目
(第9回市町村対抗福島県ソフトボール大会)
・新地JVC
佐藤瑠月選手 小野田藍袈選手 佐藤亜虹選手 寺島唯華選手 写真:前列左から順に
四栗琉華選手 目黒いちる選手 早坂日向選手 武田綾乃選手 写真:中段左から順に
島優実選手 佐藤帆花選手 八巻由稀南選手 写真:後列左から順に
(第75回福島県総合体育大会スポーツ少年団体育大会)
長年のご功績を称え、長寿をお祝いする新地町敬老会贈呈式が9月21日、農村環境改善センターで開催されました。
本年度も新型コロナウイルス感染拡大防止と、参加者の健康と安全の確保を考慮し、密集を避けるために規模を縮小し、実施しました。
式では、大堀町長から88歳を迎えた加藤 タマ子さん(中島)に長寿杯を、夫婦共に80歳以上を迎えた西坂一郎さん・美恵子さん(作田)に長寿夫婦杯を、贈りました。
また、福島民報社と新地町老人クラブ連合会から結婚50年を迎えた加藤文和さん・百合子さん(杉目)ご夫妻に金婚夫婦表彰が贈られました。
新地南工業団地B地区に建設中の株式会社ソーカ(本社:山形県天童市)の新地工場が完成し、8月より操業を開始しました。株式会社ソーカは高品質・高精度の鋳物製品を生産しており、その技術力の高さから多くの製品に使用されている実績があります。
今後、町内の産業の発展、雇用の促進など新地町の活性化に向けて大きな期待が寄せられています。