新型コロナウイルス感染症の影響により昨年より延期となっていた東京オリンピック2020聖火リレーが楢葉町のJヴィレッジからスタートし、2日目の3月26日に新地町を通過しました。
聖火リレーのコースは、新地駅前の観海堂公園から釣師防災緑地公園までの1.4kmで9名のランナーが聖火をつなぎました。町内の小中学校の児童生徒と新地高等学校の生徒の皆さんもサポートランナーとして参加しました。
また、記念イベントとして鹿狼アルプホルン俱楽部と尚英中学校吹奏楽部による演奏が行われ、会場を盛り上げました。
東日本大震災から10年となる3月11日、町文化交流センター(観海ホール)で町主催の東日本大震災新地町追悼式を執り行いました。
式は新型コロナウイルス感染症対策のため規模を縮小した形で行われ、遺族を始め、約100名が参列しました。
大堀町長が式辞で「震災の心の傷はたやすく癒えるものではないが、一人ひとりがお互いに支え合いながら、これからも住み続けたいと思える町となるよう、取り組んでいく」と述べました。
地震発生時刻の14時46分には、参列者全員で黙祷を捧げ、追悼供養碑に献花を行い、犠牲者の冥福を祈りました。
また、式の前には、相馬雅楽会による献奏が行われました。
アイラブしんちサークルによる桜の植樹が3月21日、町総合公園こどもの森広場で行われました。町を活性化させようと10年計画で始まり今年で最後となる10年目になります。これまでの10年間で三鷹ロータリークラブなどから苗木や関係備品の支援を受け、桜の苗木142本の植樹を行ってきました。
森秀裕代表は「植樹活動には震災10年を機に区切りをつけ、今後も地元の若手有志との横の連携を大切にしながら町を盛り上げていきたい」と誓いました。
2月13日に発生した福島県沖地震で大きな被害を受けた町に対し、福島県建築設計協同組合の平子恵俊代表理事から3月18日に災害支援金をいただきました。
支援金は地震被害復旧のために使われます。
新地町防霜対策本部設置会議が3月25日、町役場で行われ、農作物の凍霜害の対策について協議し、同日防霜対策本部を設置しました。
防霜対策本部を設置する5月31日までの間、「霜注意報、霜に関する情報」が発令された場合等の連絡方法などを決め、農作物の凍霜害に備えました。