東日本大震災から9年となる3月11日、町改善センターで町主催の東日本大震災新地町追悼式が執り行われました。
式は新型コロナウイルス感染症の影響により予定より規模を縮小した形で行われましたが、遺族を始め、約70名が参列しました。
大堀町長が式辞で「一人ひとりの生活の復興、心の復興を目指し、最後まで町民とともに歩んでまいります。」と述べました。地震発生時刻の14時46分には、参列者全員で黙祷を捧げ、追悼供養碑に一人ひとり献花を行い、犠牲者の冥福を祈りました。
令和3年度からの第6次新地町総合計画の策定にあたり、子どもたちのまちづくりへの参加と関心を高め、計画策定の参考とすることを目的として「未来のしんち」小・中学生作文コンクールを実施し、表彰式が3月30日に行われました。
小学生の部は4年生から6年生を対象として200点、中学生の部は111点の応募作品の中から、最優秀賞1名、優秀賞3名がそれぞれ選出され、大堀町長から賞状と記念品が贈られました。
受賞した方は次のとおりです。(学校・学年は作文コンクール応募時点でのものです。)
○小学生の部(応募総数200作品)
最優秀賞 本田結愛さん(福田小学校6年)
優秀賞 只野楓花さん(駒ケ嶺小学校5年)
齋藤龍馬さん(新地小学校5年)
水戸楓花さん(新地小学校4年)
○中学生の部(応募総数111作品)
最優秀賞 目黒美琴さん(尚英中学校1年)
優秀賞 八巻歩夢さん(尚英中学校2年)
岡田咲幸さん(尚英中学校1年)
佐藤芭菜さん(尚英中学校1年)
3月31日、鈴木浩JR原ノ町駅長らが町役場を訪れ、JR常磐線の全線運転再開に合わせて製作された記念品を大堀町長へ手渡しました。
記念品は東日本大震災に耐えた常磐線のレールを使ったもので、JR原ノ町駅と県立テクノアカデミー浜の学生が製作したものです。
震災を乗り越えたレールを使用したことで震災の風化防止の願いが込められています。